昭和・平成に人気だった懐かしのお菓子&駄菓子の情報を発信する『昔のお菓子.com』へご訪問ありがとうございます。
当サイトでは昭和・平成の時代に発売がスタートした懐かしのお菓子・駄菓子をオリジナルイラストで紹介しています。
お菓子の解説に合わせて、発売開始時期(60年代・70年代・80年代など)もお伝えするので「あのお菓子ってそんな時期から売られていたんだ!」「このお菓子、私とほぼ同じ歳!」なんて発見も楽しめるはずです。
令和になった今でも販売が継続しているヒットし続けているロングセラーのお菓子、残念ながら販売が終了になったレトロ菓子、さらにはもう一度食べたい!という声が高まり復活したお菓子まで。
チョコ、スナック、ガム、キャラメル、飴、クッキー、おまけつき菓子など。見ているだけであの時の子供心がよみがえる懐かしのお菓子をお楽しみください。
おかし博士と一緒に、懐かしのお菓子探検に出発じゃ!
ぬ~ぼ~
- メーカー:森永製菓
- 販売開始:1988年(昭和63年)
- 年代:80年代の懐かしのお菓子
- 種類:エアインチョコ
サクサクのモナカ生地にエアインチョコを挟んだチョコ菓子『ぬ~ぼ~(ぬーぼー)』
黄色くてのっぺしたイメージキャラ(ゆるキャラ)と、当時大人気だった田代まさしが踊るCMも話題に。
参考記事[ぬーぼー]田代まさしのCMが人気!似てる商品は?チョコがたった1つしか入ってないのに1個50円もしたので、子供からすればかなり高級な憧れのお菓子でした。
残念ながら1996年に販売終了。森永からモナカ&エアインチョコのぬーぼータイプのお菓子の販売はなくなりました。
ただし似たタイプのお菓子である『ぷくぷくたい』は名糖製菓(meito)から発売中!
もう一度あの味を食べたいという方は、ぷくぷくたいを試してみください。
おかし博士は『ぬーぼー』で初めてエアインチョコを食べたのじゃが、あまりの美味しさに膝から崩れおちたぞ。
5/8チップ
- メーカー:エスビー食品(S&B)
- 販売開始:1979年(昭和54年)
- 年代:70年代の懐かしのお菓子
- 種類:ポテトチップ
エスビー食品(S&B)の『5/8チップ(読み方:はちぶんのごちっぷ)』。
商品名の由来は今までのポテトチップスと比べて8分の5のサイズで、女性や子供も食べやすい大きさという点から来ています。
テレビCMもゴールデンタイムに頻繁に放送されていて、当時のエスビー食品(S&B)の主力スナック菓子製品※です。
個人的にはドラゴンボールの悟空(少年時代)が筋斗雲に乗って5/8チップを探しに行くコマーシャルが大好きで、あれを見ては親に「5/8チップ買ってー!」とねだってましたね。
参考記事[5/8チップ]ドラゴンボールCMで人気の懐かしスナック[名前の由来]他には西田敏行、浅草キッドなどが出演したCMも放送されていました。
残念ながらS&Bが菓子部門を撤退したことにより2003年に終売(平成15年)。子供も大人のも美味しく食べられる味だったので、ぜひ復刻して欲しいです。
ドラゴンボールを観ていたら「5/8チップ」と「こどもロート(ドラゴンケース入り)」を欲しくなる、
これは全キッズがあらがえない自然の摂理なのじゃ。
ポポロン
- メーカー:明治
- 販売開始:1976年(昭和51年)
- 年代:70年代の懐かしのお菓子
- 種類:シューチョコ
小ぶりのサクサクシューの中に、チョコクリームが入ったシュースナック『ポポロン』。
今でこそコンビニ、イオン、無印良品で格安価格のオリジナルブランドのシューチョコのお菓子が買えます。しかし当時はポポロンぐらいしか、シューチョコのお菓子はなかった上に値段は200円と超高価!
当時の小中学生にとっては完全に憧れの存在、高嶺の花のお菓子です。
自分のお小遣いではなかなか買えなかったので、友達の家に行ってそこのお母さんがポポロン出してくれた時はテンションが上がりまくりでした。
ポポロンはセレブのお子さましか買えない、ハイソな上級国民のためのお菓子だったのじゃよ。
そこにあるのが当たり前のロングセラーでしたが、2015年に販売終了(平成27年)。約30年間にわたって、私たちを楽しませてくれました。
なお代替商品(似たお菓子)にはやおきん「うまい玉カルシューチョコ味」、リスカ「徳用チョコカルシュー」などがあります。
参考記事[ポポロン]今も買える似たお菓子ドンパッチ
- メーカー:味の素ゼネラルフーズ(AGF)
- 販売開始:1979年(昭和54年)
- 年代:70年代の懐かしのお菓子
- 種類:キャンディー
口の中でパチパチはじける刺激系のキャンディー『ドンパッチ』。
痛いぐらい舌の上ではじけるので、初めて食べた時に「舌が火傷したっ!」と騒ぐ子供たちが続出したかなりインパクトの強い飴です。
ちなみに口の中で弾ける仕組み(原因)はキャンディーに封入された『炭酸ガス』。
アメが溶けると炭酸ガスが口の中で破裂して、パチパチと音を立てて微発砲するわけです。
参考記事[ドンパッチ]パチパチ弾けるお菓子の仕組みこんなクレイジーなキャンディを、天下の「味の素」系列の企業が作っていたと大人になって知った時はかなり驚いたぞ。
ちなみにアニメ化もされた少年ジャンプ連載の人気漫画「ボボボーボ・ボーボボ」に登場する主要キャラ・首領パッチ(ドンパッチ)はこの名前はこのお菓子が由来です。
ドーナッチョ
- メーカー:森永製菓
- 販売開始:1980年(昭和55年)
- 年代:80年代の懐かしのお菓子
- 種類:チョコレート
ザクザク食感のチョコレート菓子『ドーナッチョ』。
たっぷりのチョコレートでコーティングしたコーンフレークをドーナツ状に固めて、さらにホワイトチョコレートをあしらったカロリーの塊なチョコレート菓子。でもめちゃくちゃ美味しい!
一口かじるだけでチョコレートコンフレークが散らばりまくるので、CMではケースを受け皿にして食べようと注意喚起されていましたね。
ちなみにCMに出演していたのは、とんねるず結成前の石橋貴明さんと木梨憲武さん。
当時は「タカアキ&ノリタケ」という名前で、天使のコスプレをしてのCM出演。
参考記事[森永ドーナッチョ]とんねるずがCM出演!
芸能界の大御所になった、今の二人からは想像できない姿じゃの。
ちなみに森永から発売された同じくザクザク系のチョコ菓子に『カリンチョ』という商品もありました。
どちらも『ドーナッチョ』『カリンチョ』のどちらもが過去に復刻販売されているので、将来的に再販される可能性はあります。期待して待ちましょう!
コーヒーガム
- メーカー:ロッテ
- 販売開始:1962年(昭和37年)
- 年代:60年代の懐かしのお菓子
- 種類:板ガム
甘くてほろ苦いコーヒー味のガム、商品名はそのまんま『コーヒーガム』。ロッテの板ガムシリーズ※の商品です。
※ロッテ板ガムシリーズにはクイックエンチ(レモン味)、スペアミント(ミント風味)、ジューシーフレッシュ(バナナメインのフルーツ味)などの商品があります。
※販売中止になったコーヒーガムじゃが、2022年に復刻販売がされて、復刻版が現在(2024年時点)も販売中じゃ。
イオン大型店舗やダイソーで販売されているぞ(一部の店舗を除く)
昭和の頃って、コーヒー味のガム・飴・チョコのお菓子が多かったですけど、今は減りましたよね。
コーヒー豆の形のチョコレート『コーヒービート』、濃いめのコーヒー味の飴『
ライオネスコーヒーキャンディー』等もコーヒー味のお菓子も当時は人気でした。
『ドトールコーヒー』や『スターバックス』など気軽にコーヒーを飲める店がたくさん登場し、昔ほどコーヒーへの憧れがなくなってより身近なモノになった証拠かもしれません。
ちなみにジョジョの奇妙な冒険の第三部に登場する、ボストン・テリア(犬)のイギーの大好物は板ガムタイプのコーヒーガムですよ。
あの頃の少年少女達は、ロッテの「コーヒーガム」でコーヒーの味を覚えたのじゃよ。
クイッククエンチC
- メーカー:ロッテ
- 販売開始:1978年(昭和53年)
- 年代:70年代の懐かしのお菓子
- 種類:板ガム・チューインガム
スポーツ中の喉の渇きを潤すことを想定して開発された板ガム『クイッククエンチC』。
運動してる最中に喉が渇いたら水分補給でしょ?と思われるかもしれませんが、1970年代・80年代はスポ根全盛期。
部活や運動中に水分を取っては、根性が育たないと許されなかったんですよね。でもガムなら大丈夫だろうと苦肉の策として販売されたのがこのクイッククエンチCでした。
ちなみに1パックあたりレモン1個分以上のビタミンC(135mg)が配合されています。
味はレモンの酸味が超酸っぱくて、梅干を食べた時と同じぐらいのヨダレが出るのじゃ。
さすが『パワフルレモン』の酸味と公式が言ってるだけのことはあるの
スペアミントガム
- メーカー:ロッテ
- 販売開始:1954年(昭和29年)
- 年代:50年代の懐かしのお菓子
- 種類:板ガム
数あるロッテ板ガムシリーズの中でも、最も歴史が古く今から約70年前の1954年に発売された『スペアミントガム』。
ちなみに当時はまだテレビがある家が少なく街頭テレビでプロレス中継を見て楽しむ、そんな時代でした。
その頃から愛されているガムとなると、もはやレジェンドお菓子ですよね。
なお1997年に販売終了となりましたが、その後は2回の復刻販売がされており、本記事執筆時点の2024年時点では復刻版をイオンやダイソーなど購入可能です(取り扱いは一部店舗のみ)。
パッケージの白いライオンのイラストが少し変わりましたね。
ネットではまずい・美味しくないと味が叩かれてるガムじゃが、復刻版は言うほど不味くはなかったぞ(美味しいとは言ってない)。
ジューシィ&フレッシュガム
- メーカー:ロッテ
- 販売開始:1970年(昭和45年)
- 年代:70年代の懐かしのお菓子
- 種類:チューインガム・板ガム
黄色パッケージが目に鮮やかなフルーツガム『ジューシィ&フレッシュガム』。通称ジューシーフレッシュ。
りんご、ぶどう、オレンジなどのような単体のフルーツではなく、様々な果物を混ぜたミックス味のガムです。
ロッテの開発者さん曰く、お風呂上りによく飲まれるフルーツ牛乳をイメージして味付けしたとのこと。
ただし具体的には何のフルーツは明記されていない上に、無果汁のガムなので味は食べた方が想像するしかありません。
私はバナナ、みかん、マンゴーの味がするように感じます。
あとシナモンフレーバーが強めに付けられているので、シナモン好きには特におすすめ。2024年に復刻販売がされたので、現在は購入可能です。
当時はフルーツ味だけど無果汁のお菓子やジュースは割と多かったんじゃよ。
ファンタなんかも昔は無果汁だったからのぉ
ミセスガレット
- メーカー:不二家
- 販売開始:1985年(昭和60年)
- 年代:80年代の懐かしのお菓子
- 種類:ミセスガレット
不二家(フジヤ)のホームメイド風クッキー『ミセスガレット』。
不二家のクッキーといえば『カントリーマアム』を想像する方が多いと思いますが、ミセスガレットはカントリーマアムが発売された翌年の1985年に発売スタートした歴史ある商品。
ケーキをクッキー生地で包み焼き上げた、フランス・ブルターニュ地方生まれの贅沢なお菓子。外がサクッと、中がしっとしの食感がやみつきになります。
テレビCMには大女優の三田佳子さんが出演。お菓子のゴージャス感と彼女の雰囲気がとてもマッチしていました。
なお残念ながら1996年に発売が終了(平成8年)。ゴージャス感があって見た目もかわいいので、SNS時代の今ならヒットしそうです。
不二家さん、ぜひ再販を!
美味しいだけじゃなくて、かわいくて映えるプチ贅沢なお菓子。
完全に令和の時代に向いてるクッキーなので、復活してほしいの。
ハンコください!!
- メーカー:カネボウ(現クラシエフーズ)
- 販売開始:1985年(昭和60年)
- 年代:80年代の懐かしのお菓子
- 種類:チョコレートビスケット
ハンコの形をしたオモシロお菓子『ハンコください!!』。
チョコレートの印鑑部分に「田中」「小林」「中村」などの苗字や、「ヒロシ」「ケイコ」「トシオ」などの名前が約500種類も描かれており、当時の小学生は自分や友達の名前があるかを必死になって探していました。
社会全体が印鑑・ハンコ廃止のトレンドになっており、今後の復刻は難しそうです。
ちなみにハンコの持ち手がクッキーで、押す部分はチョコレートなので味は『キノコの山』とかなり似ています。
参考記事[ハンコください!!]きのこ山そっくりな昭和のチョコスナック
あと姉妹商品にイチゴチョコ味の『お返事ください』ってものありましたよ(↑)。
自分の苗字・名前がついてるから大事に残しておいたのやつを、お兄ちゃんに食べられて大喧嘩するまでがワンセットじゃ。
しましまクッキー
- メーカー:明治
- 販売開始:1982年(昭和57年)
- 年代:80年代の懐かしのお菓子
- 種類:チョコレート
明治から発売されていた『しましまクッキー』。
デフォルメされた動物の形(象、ネコ、たぬき、ライオン、羊、コアラなど)にしましま模様、パステルカラーのパッケージ。どれもすべてがかわいすぎるお菓子です。
「しましましましま…♪」とエンドレスに続くCMソングも、口ずさみたくなるキャッチーさがありましたよね。
価格は1箱150円で子供向けのお菓子としてはなかなかの高額。
正直、お値段だけはかわいくないのじゃ。
未だに復刻を望むファンが多い根強い人気のクッキーです。
なお後述する『きどりっこ(ブルボン)』とキューブ状の箱の形や、動物形状のクッキーというコンセプトが同じのため、どちらかパクリ・パクられ論争がレトロお菓子好きの間ではたまに起こります。
その点について、先に発売したのは『しましまクッキー』で販売開始は1982年(昭和57年)。その2年後の1984年にきどりっこが販売されました。
つまり先に発売されたのは『しましまクッキー』です。詳しくは次の記事をご参照ください。
参考しましまクッキーの生産終了はいつ?きどりっこはパクリ?メロディ
- メーカー:不二家
- 販売開始:1965年(昭和40年)
- 年代:60年代の懐かしのお菓子
- 種類:チョコレート
不二家のチョコレート『メロディ』。
板チョコではなく、食べやさすい一口サイズの粒タイプ。森永の『ダース』が発売される約30年の前に登場した、元祖セパレートチョコ。
テレビCMは当時人気アイドルだった、天地真理さんが採用され中高生の間でかなりヒットしました。残念ながら2012年(平成24年)に販売終了。
チョコレートのCMは、当時から人気アイドルの登竜門だったんじゃよ。
パピー
- メーカー:グリコ
- 販売開始:1983年(昭和58年)
- 年代:80年代の懐かしのお菓子
- 種類:おまけつきスナック菓子
グリコのおまけつきのハート型のコーンスナック菓子『パピー(Pappy)』
グリコのおまけ付き菓子と言えば、「1粒で300メートル」をキャラメルを想像する方が多いはず。しかし1980年代はおまけ付きスナック菓子の『パピー』も販売されていました。
おまけは「男の子用」「女の子用」の2種類。ジェンダーレスの今の時代だと、男女を分けるのはどうなの?と炎上しちゃいそうです…。
男の用のおもちゃは、ミラクルゾーンをつけた『コスモザウルス』という謎の恐竜じゃったぞ。
もろこし村
- メーカー:明治
- 販売開始:1982年(昭和57年)
- 年代:80年代の懐かしのお菓子
- 種類:スナック菓子
明治から発売されていたコーンスナック『もろこし村』。
東八郎(東貴博の父親)さんが家でもろこし村を食べていると、警察が突然やってきて「隠れもろこしだな!110番入ってるんだ!」というCMが印象的でした。
ほんのり醤油の香りがある塩風味の『焼きとうもころし味』はクセになる美味しさ。あととうもろこしのフォルムのスナックもかわいかったです。
当時としてかなり斬新な『タコス味(赤いパッケージ)』のフレーバーもあったんじゃ。
鈴木くん 佐藤くん
- メーカー:エスビー食品(S&B)
- 販売開始:1985年(昭和60年)
- 年代:80年代の懐かしのお菓子
- 種類:スナック菓子
エスビー食品から発売されていたスナック菓子『鈴木くん 佐藤くん』。
鈴木くんは「チョッピリしお味」で、佐藤くん「ほんのりチーズ味」。
なんか似たような味と食感のスナック菓子あるよね?と思うぐらい平凡なお菓子だけど、選挙風のポスターのパッケージとネーミングセンスで大ヒット。
ちなみに鈴木と佐藤は、発売当時の『日本の苗字ランキング』で上位2つの苗字、それが商品名の由来です。
CMには『時効警察』で課長役をしていた名脇役の岩松了(いわまつりょう)さんが出演していたのじゃ(上記画像の左側の男性)。
ガムラツイスト
- メーカー:カネボウ食品
- 販売開始:1987年(昭和62年)
- 年代:80年代の懐かしのお菓子
- 種類:シール付きガム
カネボウ食品が発売されていたシール付きガム『ガムラツイスト』。
ロッテのビックリマンが大人気になった結果、カネボウからリリースされたシール付き菓子です。
シールのおまけ付き菓子には『ハリマ王の伝説』『ドキドキ学園』などがありましたが、ビックリマンに次ぐ二番人気がこのガムラツイストでした。
シールをめくるとさらにもう一枚シールがある『Wシール』に当時の小学生たちは大興奮。シールをめくってキラシール(レア)が出た時は、おもっきりガーツポーズしたものです。
知名度こそ低いですが、実は『GO!レスラー軍団』というタイトルでシールのキャラ達がテレビアニメ化(テレビ東京で放送)されるほどの人気だったんですよ。
ガムは不自然なほど甘すぎるイチゴ味だったけど、子供的には美味しかったんじゃ。
めざぜまるきん
- メーカー:松尾製菓(現在のチロルチョコ)
- 販売開始:1985年(昭和60年)
- 年代:80年代の懐かしのお菓子
- 種類:シール付きチョコ
チロルチョコの松尾製菓が販売したシールおまけ付きチョコレート『めざせまるきん』。
おまけについていた漢字が題材の『まる字シール』、正直それほど子供人気は高くなく、私の周りにも集めている友達はいなかったです…。
参考【めざせまるきん】当たりで千円!シール付き50円チョコ【現在も通販で買える?】大人の握りこぶしぐらい大きなサイズの50円形状のチョコレートのお菓子。駄菓子チョコの『ごえんがあるよ』とビッグサイズ版のようなチョコレート。
当たりカードorシールが入っていれば、1,000円もらえるというシステムがギャンブル心をくすぐり、子供の宝くじ的な商品でした。
なお当選金額は1000円からさらにアップし、当選金額が1万円という時期も。子供向けチョコで1万円が当たるとかさすがバブルって感じですね。
めざせまるきんはチョコの厚みが薄かったので、袋を開けたらチョコが割れてる悲劇が日常茶飯事じゃったぞ。
いも作くん
- メーカー:明治
- 販売開始:1985年(昭和60年)
- 年代:80年代の懐かしのお菓子
- 種類:チョコレートスナック
明治から発売されたチョコレートスナック『いも作くん』。
丸坊主ヘア、いかにも純情そうなイメージキャラクターがかわいいお菓子です。
焼き芋味のサクサククッキーをチョコレートでコーディングした、見た目はほぼサツマイモ。
焼き芋はそんなに好きじゃなかったけど、いも作くんは大好きでよく食べていました。
人気マンガ『ろくでなしブルース』で、主人公・前田太尊が隠し持っていたほど大好物なお菓子じゃ。
彼の強さの秘密はいも作くんだったのかも。
過去に一度復刻販売されているので、また期間限定で復活する可能性はありますね。
マザービスケット
- メーカー:ロッテ
- 販売開始:1976年(昭和51年)
- 年代:70年代の懐かしのお菓子
- 種類:ビスケット
小麦胚芽入りのビスケット、ロッテの『マザービスケット』。
外国人が出演するテレビCMが頻繁に放送され、これが海外の本場のビスケットかぁと憧れの気持ちでコマーシャルを観ていましたね。
ノーマル、チョココーティング、チョコサンドなど様々な味がありましたが、子供達の間で圧倒的な人気だったのはダントツでチョコ味です!
当時は「食のノーベル賞」とも言われていたモンドセレクションを、初出品(1977年に出品)にして受賞したことでも大きな話題となりました。
博士は「モンドセレクション金賞受賞」というフレーズを、このマザービスケットの宣伝で覚えたぞ。
ハリスチューイングボン(BON)
- メーカー:カネボウハリス食品
- 販売開始:1969年(昭和44年)
- 年代:60年代の懐かしのお菓子
- 種類:キャンディーコーティングガム
カネボウ食品から発売された『ハリスチューイングBON』。
チューイングガムがすっきりテイストのキャンディーにコーディングされ、さらにガムの中には果汁入りソフトキャンディーが入っている贅沢な三層構造のガム。
ガムが飴でコーディングされている『どんぐりガム』のガムの内部に、さらに柔らかいキャンディーがあるようなお菓子です。
味はペパーミント、レモン、サワーアップルの三種類で小学生向けといよりは、中高生向けの大人な味の新しいガムでした。
こんな斬新なガムが1969年に発売開始されたことに驚きです。
カネボウハリスさんがヨーロッパから最新設備を導入し、気合を入れて作った商品じゃったぞ。
ヨーグルトキャラメル
- メーカー:ヨーグルトキャラメル
- 販売開始:1965年(昭和40年)
- 年代:60年代の懐かしのお菓子
- 種類:キャラメル
明治から発売されていた『ヨーグルトキャラメル』。そのまんま名前の通り、ヨーグルト味の柔らかい食感のキャラメルです。
なお残念ながら2016年(平成28年)に販売終了。
それを聞いて、「いやいや近くのお店で売られてるのを見たよ?」「旅行先の北海道のお土産ショップで売ってたけど」とおっしゃる方もいるはず。
そうなんです。実は北海道限定で18粒入りのヨーグルトキャラメルが発売されています!(販売は明治ではなく道南食品)。
ぜひ北海道へ観光・出張に行った時にはチェックしてください。
あの水玉模様のパッケージは今見てもおしゃれでセンスがありすぎて、50年以上も昔のデザインとは思えんの。
カール
- メーカー:明治
- 販売開始:1968年(昭和43年)
- 年代:60年代の懐かしのお菓子
- 種類:コーンスナック菓子
明治のコーンスナック菓子『カール』。
西日本地域(滋賀・京都・奈良・和歌山より西)の方にはとっては今もコンビニやスーパーで普通に買えるお菓子ですが、東日本では2017年に販売終了。
東日本の方にとっては、気軽に買えない地域限定のお菓子になってしまいました。
ちなみに東日本での生産終了の理由は、シンプルに人気が低迷したから…。『ポテトチップス』『じゃがりこ』『ジャガビー』などのじゃがいも原材料のお菓子に大きく引き離されたとのことでした。
定番の『チーズ味』、昆布だしが効いた『うす味』もどちらもスナック菓子としてのクオリティが高いので、西日本だけでも販売を継続して欲しいですね。
あとカールおじさんのキャラクターもかわいくて好き!
今は新大阪駅の売店で、お土産として人気のお菓子になっているぞ。
チョコベー
- メーカー:森永
- 販売開始:1972年(昭和47年)
- 年代:70年代の懐かしのお菓子
- 種類:シール付きチョコ
森永から1972年に発売されたシール付きのチョコレート菓子『チョコベー』。
販売開始当時はおまけはなくチョコのみの販売で人気もイマイチだったが、『ガリベー』『ハゲベー』『ボインベー』『シゲベー』などのオリジナルキャラのシールをつけたところ大人気に。
※ガリベーはガリ勉、ハゲベーは10円ハゲ、ボインベーは巨乳、シゲベーは長嶋茂雄を模したオリジナルキャラ。
「君はチョコベーを見たか…」というフレーズが耳に残るおどろおどろしいCMも子供たちの間で話題となりました。
ビックリマンよりも昔にあったシール付きチョコなんじゃよ。
ピックアップ
- メーカー:明治
- 販売開始:1965年(昭和40年)
- 年代:60年代の懐かしのお菓子
- 種類:ノンフライスナック
明治のスナック菓子『ピックアップ』。
1965年に発売開始されたノンフライでヘルシーなスナック菓子。サクサクの食感、口の中でフワッと溶けていく感覚が新しい。味も食感も楽しめるお菓子でした。
爆発的にヒットしたスナック菓子ではありませんが、チーズ味とコンソメ味というシンプルが飽きが来ないテイストで、細く長く愛されていた商品。パッケージのロゴもかわいいんですよね。
ただこちらもカールと同じく、2017年に生産終了を発表。カールは東日本のみの生産終了でしたが、こちらは完全撤退。
あの青と黄色のパッケージが見られないのは寂しいですね。
なおファミリマートのPB(プライベートブランド)で発売されていた『ピックアップ サクッと食感チーズ味』も2018年に発売終了しています。
決して主役とは言えないけど、隠れた逸品・名わき役という言葉がぴったりのスナックじゃ。
ハイクラウンチョコレート
- メーカー:森永製菓
- 販売開始:1964年(昭和39年)
- 年代:60年代の懐かしのお菓子
- 種類:チョコレート
海外タバコのパッケージの思わせる箱に入った、デザインがおしゃれなチョコ『ハイクラウンチョコレート』。
当時のチョコレートは1箱(板チョコなら1枚)50円が相場だったのに、それよりも4割も高い1箱70円で販売された高級チョコレート。味は「ミルクチョコレート」「クランチ」「カシューナッツ」の三種類がありました。
80年代に入っても高級チョコとして人気で、CMには17歳当時の荻野目洋子さんが出演していましたよ。
(ミルクチョコレート味は)口に入れたら舐めているだけで、簡単に柔らかく溶けていく食感で、「いつも食べてるチョコと違う!」と感動したものです。
なお残念ながら今はすでに販売終了。ただし2014年に発売50周年記念イベントで、リニューアル商品「ハイクラウン東京」として8本入り1万円で東京駅グランスタで期間限定販売されました。
また60周年(2014年)記念で発売される可能性もあるので、楽しみに待ちたいですね!
ハイクラウンチョコを食べるとなんだか大人になった気分じゃったのぉ。
今でいうゴディバのチョコぐらいのイメージじゃ。
ヤンヤンつけボー
- メーカー:明治
- 販売開始:1979年(昭和54年)
- 年代:70年代の懐かしのお菓子
- 種類:チョコクラッカー
明治から1979年に発売された『ヤンヤンつけボー(当時の名前はつけチョコヤンヤン)』。
スティック状のクラッカーをチョコクリームにつけ、カラフルなチョコスプレーでトッピングするエンターテインメント性のあるお菓子です。
しかも作るのが楽しいだけじゃなく、味もしっかり美味しいのが素晴らしい!あのトロットロのチョコレートがたまらないんですよね。
ちなみにヤンヤンつけボーは海外でも人気。この楽しさと美味しさを嫌いな子供がいないでしょうから、海外人気が高いのも納得です。
2020年に品薄になり販売終了の噂がネット上に流れましたが、一時的に工場の稼働がストップしていただけ。現在は生産が再開して、手に入りやすい環境になっています。
食べ終わった後に、パッケージの紙ラベルをはがせば容器に絵を描けるんじゃよ。
食べてる時だけでなく、食後も楽しめるとか明治のホスピタリティはあっぱれすぎるの。
さくらんぼの詩
- メーカー:UHA味覚糖
- 販売開始:1978年(昭和53年)
- 年代:70年代の懐かしのお菓子
- 種類:飴
UHA味覚糖が1978年に販売開始したアメ『さくらんぼの詩(うた)』。
さくらんぼ果汁入りのまん丸でピンクのフルーツキャンディ。隠し味にヨーグルトが入った、ほんのり甘酸っぱい味がクセになる美味しさです。
銀色の袋にさくらんぼと、男の子&女の子のイラスト。食べているだけでなんだか優しい気持ちになれる、素敵なキャディーでした。
なお姉妹商品にシュワシュワ感のあるソーダ味の『クリームソーダ』、いちご風味の『野いちごの小道』もありました。
残念ながら2021年にUHA味覚糖は生産終了を発表。ソフトキャンディやグミなどの新しい競合商品に押され、売上が落ちてしまったのが原因だったそうです。
ただメーカー側は復活に前向きな発言をしているので、消費者のニーズが高まれば復刻販売はありそうです。
ジップができる袋構造で値段もリーズナブルだったので、遠足には『さくらんぼの詩』を持っていくのが定番じゃったぞ。
きこりの切株
- メーカー:ブルボン
- 販売開始:1984年(昭和59年)
- 年代:80年代の懐かしのお菓子
- 種類:チョコレートビスケット
1984年にブルボンから発売されたチョコレートビスケット『きこり切株』。
切り株の内側の年輪部分がビスケット、外型がミルクチョコレートの二層構造の見ためかわいいお菓子。
しかもビスケットは小麦胚芽入りでサクサク食感で香りもいい。さすがブルボン、かわいいだけでなく味のクオリティも抜群に高かったです。
発売当時はアニメCMも放送され、どのお菓子屋さんに置いてるほどの人気でした。
嬉しいことに『きこりの切株』は現在も発売中!(本記事執筆時点)
パッケージは今風にリニューアルされましたが、美味しさはしっかり健在ですよ。
キャラクターのきこりおじさんは昔のパッケージではパイプ(タバコ)を吸っていたけど、時代を繁栄してか今はタバコは無しになっておるの。
あべっ子ラムネ
- メーカー:安部製菓
- 販売開始:1967年(昭和42年)
- 年代:60年代の懐かしのお菓子
- 種類:フルーツラムネ
安部製菓が1970年に発売したラムネ菓子『あべっ子ラムネ』。
なんと安部製菓は、日本初のブドウ糖を主原料にしたラムネ菓子を開発&販売した企業。そしてその日本初のブドウ糖ラムネ菓子こそがあべっ子ラムネなんです。
昔はセロハンの包みでひねり包装した当たり付きパッケージでしたが、時代に合わせて個包装タイプにリニューアル。現在は完全密封された個包装タイプに変更されました。
口に入れるとシュワッホロッと溶けていく優しい味わい。テイストはオレンジ、グレープ、レモン、イチゴ、メロンの5種類です。
ラムネと言えば、クッピーラムネ派とあべっ子ラムネ派の二大派閥じゃったの。
きどりっこ
- メーカー:ブルボン
- 販売開始:1984年(昭和59年)
- 年代:80年代の懐かしのお菓子
- 種類:動物型クッキー
ブルボンから1984年に発売された動物型クッキー『きどりっこ』。
かわいくデフォルメに表現された動物デザイン、目や耳がパステルカラーに装飾された見た目がかわいすぎるお菓子でした。アイシングクリームは使われていませんが、アイシングクッキーのような見た目です。
今見るとこんなかわいくて凝ったクッキーが大量生産されたとは信じられないぐらい、素晴らしいクオリティです。
しかも見ためがかわいいだけでなく、バター風味で紅茶やコーヒーにも合うほんのりした甘さ。私の母親も大好きだったので、大人も楽しめるクッキーでした。。
ちなみに動物の種類はワニ、象、パンダ、コアラ、ライオン、ネコ、うさぎなど。
パッケージデザインやかわいいが動物がモチーフという点が明治の『しましまクッキー』(1982年)に似ており、間違いなくそれを意識して開発された商品だと思います。
きどりっこクッキーを買っているのを友達に見られて、「そんな女のお菓子買うなよ!」とからかわれたことがあるのじゃ。
今では考えられんが、時代じゃのぉ。
フィンガーチョコ
- メーカー:カバヤ食品
- 販売開始:1961年(昭和36年)
- 年代:60年代の懐かしのお菓子
- 種類:チョコスビスケット
1961年にカバヤ食品から発売された『フィンガーチョコ』。
さくさくのビスケットを甘いミルクチョコレートでコーディングした、細長い形状のお菓子。
どの家にも必ずと言っていいほどあるチョコ菓子で、我が家も「フィンガーチョコ」と「マリー(ビスケット)」はよくりました(2つともオカンが大好きなお菓子)。
ただ子供が勝手に食べないように、手の届かない戸棚に隠されていたので好き勝手に食べることはできませんでしたが笑
そしてフィンガーチョコと言えば、銀・金・ピンクのピカピカの包装紙。中でも金の包装紙で包まれたフィンガーチョコは入っている割合が少なくてレア。
金紙も銀紙も中身のチョコビスケットは同じなのですが、なぜか金の方が美味しくて感じて姉と取り合っていましたね。
友達にお誕生日会に行くと、お皿山盛りのフィンガーチョコが用意されているのは定番じゃったぞ。