1978年に発売されたロッテ板ガム『ジューシー&フレッシュ』を食べてみたので、その味の感想を正直にレビューするぞ。
黄色のパッケージが目に鮮やかすぎるド派手なパッケージのあのガムじゃよ。
1970年に販売がスタートしたロッテの板ガム『ジューシー&フレッシュ』。
正式名称は『ジューシィ&フレッシュ』ですが、当時は【&(アンド)】は読まず『ジューシーフレッシュ』と呼んでいる方が多かったです。
ちなみに私のオカンやオトンなんかは『黄色のガム』『黄色のくだもん(果物)のガム』と呼んでいましたね。あんなド派手な黄色のパッケージは他に無かったので、それで十分伝わりました。
しかし残念ながら1995年に販売終了。しばらくはあのフルーツガムを食べることができなかったのです。
そんな懐かしのジューシーフレッシュが板ガムの再ブームに乗る形で、2024年3月にコーヒーガムと共に復刻販売を開始。
実際に復刻版のガムを食べてみましたので、その正直な感想を本記事ではお伝えします。
またジューシーフレッシュの商品情報、販売開始・終了時期、カロリー(PFC)・栄養成分、復刻販売の理由、あのフルーツは何味なのかについても合わせてお伝えします。
参考記事昔のお菓子【ジューシーフレッシュガムは何味?】商品情報や販売開始・終了時期を解説
【ジューシィ&フレッシュ】
1970年に販売開始された『ジューシー&フレッシュ』無果汁なのにバナナやみかんマンゴーの味を感じられる不思議な板ガムじゃ🍊🍌🥭
後味のシナモンがくせになるのぉ👴#昔のお菓子 #昭和のお菓子 pic.twitter.com/jCY8CkA5Rz
— おかし博士@昔のお菓子 (@okashihakase) September 10, 2024
- 商品名:ジューシー&フレッシュ
- 販売メーカー:ロッテ株式会社
- 販売開始:1970年(昭和45年)
- 販売時期:1970年-1995年
- 種類:チューインガム・板ガム
砂糖(国内製造)、ぶどう糖、水あめ、還元パラチノース、ゼラチン、ウーロン茶抽出物/ガムベース、軟化剤、香料、カラメル色素、甘味料(アセルファムK、スクラロース)
- 熱量:80kcal
- たんぱく質(P):0g
- 脂質(F):0g
- 炭水化物(C):20.1g
- 食塩相当量:0.004g
ジューシー&フレッシュは『ブルーベリーガム』『梅ガム』『ブラックブラック』『コーヒーガム』『クイッククエンチC』など数あるロッテ板ガムシリーズのひとつ。
『スペアミント』『グリーンガム』『クールミント』に次いで、4番目の1970年に販売が開始された商品となります。
『ジューシー&フレッシュ』はロッテ板ガム古参四天王の一人じゃよ
その後、1995年の販売終了※となる約25年間の長期に渡り愛され続けた大人気の板ガムです。
※本記事執筆時点(2024年)では、ジューシーフレッシュは復刻販売中。詳しくは本記事で後述しますので、そちらをご参照ください。
では気になるガムの味は何味なのでしょう?
ジューシー&フレッシュは当時銭湯(お風呂屋さん)で人気だった定番の湯上りドリンク『フルーツ牛乳』にアイディアを得て開発されたガム。
味付けも単独のフルーツではなく、果物をミックスした味です。具体的にはバナナ、パイン、オレンジ、ぶどうなど。
パッケージにも様々なフルーツが器に盛られたイラストが描かれていることもからも、ミックスフルーツ味であることが判断できます。
さらにそこにシナモンの香りを加えられることで、あと味がクセになるあのミックスフルージ味が完成しているのです。
ただしジューシー&フレッシュの原料には果汁は配合されていません(原材料の表記上は無果汁のガム)。
つまりあのフルーツ味は香料・甘味料で作られた味なのです。
果汁を一切使わず、あのフルーツ味を産み出すとはとんでもおかし博士もびっくりの発明なのじゃ
ジューシーフレッシュガムの実食レビュー・口コミ【まずい?美味しい?】
ネットでジューシー&フレッシュの口コミをチェックすると「甘くて美味しい」「昔懐かしい昭和フルーツ味」という好意的な感想がある一方、
「フルーツの香りがキツすぎる」「今食べるとイマイチ」「美味しくないというか、まずい」などかなり辛口の意見も見られて味に関しては賛否両論。
ちなみにGoogle検索のサジェストワード(その語句と一緒に検索されている単語)では『まずい』が表示されるため、【商品名+まずい】で検索していることが多いのがわかります。
では実際のところはどうなのでしょう?
ジューシー&フレッシュの復刻版を購入して実際に食べてみましので、その正直な感想をお伝えします。
ロッテさんに忖度ナシの本気のガチレビューじゃよ
パッケージのテープを剥がし、ガムの包みガムを外すとそこには昔ながらのあの銀紙。
この銀紙があってこその昭和の板ガムですよね。
銀紙を外してみるとほんのり茶色のガム。
子供の頃の記憶だと、薄黄色だったと思うのですが、見返してみると薄い茶色でした。子供の記憶なんて曖昧ですね笑
それとも昔は黄色だったけど、復刻版で変更になったのでしょうか?詳しい方、よかったらコメント欄で教えてください。
そして一口噛んでみると、割と強めの甘みが口の中に広がります。
バナナ、シロップ漬けの缶詰みかん、甘めのパイナップル、あとはマンゴー、そのあたりの酸味が無いフルーツを混ぜたようなテイスト。
フルーツ牛乳(フルーツオレ)や大阪名物のミックスジュースの味に近い味です。
そしてしばらく噛んでいるとシナモンの風味が口いっぱいに広がりました。
美味しいか不味いかと言えば、私はグループフルーツやレモンなどの酸味が強めが個人的には正直好みの味ではありませんでした。
ただ不味いと酷評されるような代物ものではなく、酸味が苦手な方や甘さが強めのガムが好きな方にはぴったりの味です。
大人向けではなく、酸っぱい味が苦手がお子様向けのガムだと思いました。
たしかに昔もこんな味だったので、復刻版の再現度はかなり高いですよ。
ジューシーフレッシュガムはどこで売ってる?ダイソー?【復刻販売の理由】
1995年に販売が一度は販売終了した『ジューシーフレッシュガム』ですが、2024年3月に復刻販売を開始しました。
あの懐かしいフルーツ味を再び食べられるなんて、往年の昭和板ガムファンには嬉しい限りですね。
なお取り扱いは大手スーパー『イオン』や、百円均一ショップの『ダイソー(DAISO)』など(一部の店舗を除く)。
私は家から近くのイオンでは見つけられませんでしたが、ダイソーで無事に発見することができました。
ダイソーはロッテ板ガム復刻販売の力を入れており、私が訪問した店舗では『ジューシー&フレッシュ』だけでなく『スペアミント』『ブルーベリーガム』『香水ガム・イブ』なども同じ棚に陳列されていました。
また最近になって板ガムシリーズの復刻販売が続いている理由ですが、その大きな要因になっているのが10・20代の昭和レトロブーム。
物心ついた時にはすでに板ガムの販売が終了していた彼にとっては、昭和時代は当たり前だった板ガムが新鮮で新しく映るのでしょう。
しかも今にはないシンプルするぎるデザインも逆に新しいくてかわいいと手に取る若者が増えて売上は好調。ガム離れが進んでいると言われる中で、復刻版の板ガムシリーズはヒット商品となっています。
ただし今回の復刻販売はあくまでも期間限定。レギュラー化ではありませんので、予告なしで販売終了する可能性はあります。
ですのでジューシーフレッシュを食べたい方は、復刻版が終了する前に食べるようにしてくださいね。
まとめ
今回のはロッテの板ガムの『ジューシーフレッシュガム』を実際に食べた正直なレビュー、復刻版の販売情報、商品の歴史(販売開始・終了時期)などをお伝えしました。
嬉しいことにジューシーフレッシュは現在は復刻販売中。ダイソーやイオンに行けば、あの懐かしい昭和の味を楽しむことができます。
またイオンやダイソーが近くにない、あるいは近所のお店では取り扱ってない方も楽天市場やAmazonで購入可能です。
今はまで転売ヤーもプレ値を付けて販売しておらず、良心的な価格&送料無料で買えるお店もありますよ。
ただし復刻販売はあくまでも期間限定(終了時期は未定)。商品が無くなってからでは遅いので、食べたい方はなるべく早く手に入れるようにしましょう。
後からあの時買っておけばよかったー!!と後悔しても遅いんじゃよ。
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